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岐阜市の小児科クリニック。 岐阜市民病院東300mのすこやかこどもクリニックです。

岐阜市 小児科こどもにやさしいすこやかこどもクリニック
TEL058-253-0108、携帯受付:090-7483-1175

よくみられる症状Symptons & Disease

乳児〜小児期にみられる症状

方針イメージ
発熱
安静時37.5℃以上の発熱。ひきつづく高熱

日中および夜間の咳。ケンケン犬のような咳。ゼーゼー、ヒューヒューぜんそくみたいな呼吸
嘔吐、下痢
腹痛
なんとなく元気がない
アトピー性皮膚炎、湿疹

詳しくは下記参照してください。

小児でみられる症状

  • 発熱 
    熱が出たら、安静時に熱を体温計で測ってみましょう。動いた後や食事後は一時的に高くなることがあります。「熱がある」だけでは緊急性はありません。多くの場合はかぜなどのウィルス性の感染症でみられます。高熱が続く川崎病や細菌性髄膜炎、肺炎などに注意が必要です。38.5℃以上の発熱があるときは、氷枕(アイスノンなど)で冷やし指示された解熱剤を使用するのがよろしいでしょう。ただし、生後3か月以内の発熱や熱があって、「機嫌がわるい」「くるしそう」「ぐったりしている」「ねてばかりいる」「呼んでも返事しない」。このような場合は休日/夜間でも救急医療機関受診してください。
  • ゼーゼー
    咳は小児期によく見られるもので、風邪、アレルギー、喘息などが多いです。一般にゼーセー「咳がある」だけでは緊急性はありません。また長引くせきはマイコプラズマ感染症や百日咳の可能性もあります。またアレルギーでも咳が長引くことがあります。ただしケンケンと犬の鳴くような咳があるクループや乳児のRSウィルス感染症は重症化することがあり、注意が必要です。咳やゼイゼイ/ゼロゼロがひどくて、「呼吸するのがくるしそう」な時に、休日/夜間でも救急医療機関受診してください。 さらに顔色が悪くなったり(チアノーゼ)や胸の陥没呼吸があれば窒息の危険性であるので、救急車を要請することが必要です。
  • アトピー性皮膚炎、湿疹
    乳児湿疹、アトピー性皮膚炎はこどもの立場から治療を心がけています。最近の知見にもとづき、スキンケアを重視しています。スキンケアは生後1ヶ月前から取り組めるように指導しています。 現状ではステロイド外用薬を使用せざるを得ないことが多いようです。アトピー性皮膚炎は生後2,3か月から顔から始まり、徐々にからだ、四肢にひろがります。原因ははっきりしていませんが、遺伝的なものやバリア機能の低下が疑われています。遺伝素因のないものもあります。治療はスキンケアを中心に乾燥肌を改善しバリア機能の回復が必要です。かゆみが強い場合はステロイド剤が必要になることがあります。当院では肌の状況に合わせて弱いステロイド剤を処方することもあります。また広い範囲の治療が必要となるため、できる限りステロイド軟膏をチューブのまま処方することはせずに、他の軟膏と混合して2,3倍にして、塗りやすくしています。治療についてはご両親と相談しながらやっています。
  • 嘔吐下痢
    嘔吐・下痢は小児期に多くあります。胃腸かぜ、急性胃腸炎、風邪に伴う一時的な嘔吐が多いです。「吐いたらすっきりした」「下痢したらすっきりした」「食欲のあるおう吐や下痢」は、緊急性ありません。1,2回の嘔吐や下痢で直ちに脱水症状になることはまれです。嘔吐したらすぐに水分補給させると再び嘔吐することがありますので、30分から一時間がくらいたってから少量の水分からゆっくり始めてください。なお乳児嘔吐下痢症ではけいれんを伴うことがありますので、注意が必要です。何回も「おなかを痛がって吐く/下痢する。血便がある」「あたまを痛がって吐く」時や「嘔吐や下痢で元気ない、ぐったりしてきた」。このような時は細菌性腸炎、髄膜炎、脱水症状と考えられますので、休日/夜間でも医療機関受診してください。
  • 腹痛
    腹痛も小児期によく見られるものです。ただし乳幼児では腹痛をうまく表現できず頭痛などもポンポンが痛いと言うことがあるます。幼児などで腹痛があってもすぐおさまって遊んでいるのを繰り返すときは便秘が多いようです。虫垂炎(盲腸)などは当初下痢や嘔吐で始まり徐々に腹痛が出てきて右下腹部を痛がります。「おなかを痛がってぐったりする。」「おなかがパンパンに張っている。」「乳児でケチャップのような血便を伴ってぐったりする。」「鼡径部や陰嚢が腫れて痛がっている(ヘルニア)」。このような場合は休日/夜間でも救急医療機関受診してください。
  • けいれん(ひきつけ
    小児では発熱に伴う全身痙攣(熱性けいれん)が小児の約7%みられ、多くの場合5分以内でで止まり、けいれん後睡眠になることが多いです。眠りからさめ、意識がある程度戻ってこれば熱性けいれんの場合が多いです。しかしけいれんのあと意識が回復しない、けいれんが繰り返しおこる場合は髄膜炎、脳炎・脳症の可能性がありますので、休日/夜間でも救急医療機関受診してください。
    なおけいれんが止まって意識もある程度戻っていれば、救急車ではなく自家用車で受診してください。
  • 発達障害
発達障害とは能力が同年齢のこどもに比較して劣るために、何らかの不適応、いわゆる差し障りがあることと定義されます。こどもの年齢が幼いと遅れていても特に困らないということがあります。しかしこどもの場合はこのまま大きくなったら不適応が生じるかを予測して判断することが必要です。発達の遅れは大きく運動機能と精神機能の遅れに分かれます。運動の遅れは首がしっかりすることやおすわり、一人歩きの時期をみて気づかれることが多いのですが、こうした症状に加えて診察による神経所見を診ることによって診断されます。精神発達の遅れはこどもの身体所見や血液検査、脳波などの医学的な検査ではなく、発達検査や人や物へのかかわり方や興味の向け方といった行動を分析することによって診断されます。しかし現在はさらに単なる遅れだけではない発達のバランスの悪さ、発達の不均一さから不適応を起こしているものが多いことがわかってきました。発達障害に「自閉症」、「注意欠陥/多動性障害(ADHD)」、「学習障害」などがあります。これらは、知的障害を併せもつ場合もあれば、知能には全く問題のない場合もあります。


午前9:00〜12:00 診察・予防接種
午後2:30〜3:30 月・火・金
予約診察のみ
(主に乳児の予防接種・健診)
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土曜日
9:00〜12:00 診察・予防接種
(最終受付11:45)

※休診
木曜午後、土曜午後、日曜、祝日

 
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