本文へスキップ

岐阜市の小児科クリニック。 岐阜市民病院東300mのすこやかこどもクリニックです。

岐阜市 小児科こどもにやさしいすこやかこどもクリニック
岐阜市鹿島町5-16 TEL058-253-0108

けいれん性疾患Seizure & Disease

てんかん

 てんかんとは「大脳神経細胞の過剰発射に由来する発作を主徴とし種々の原因によってもたされる慢性脳疾患」と定義されています。一般的には発熱のない時に起こるけいれんが多く、てんかん発作の症状はその症例(個人)によって異なっています。全身痙攣を主症状とするもの、ボーとする意識消失を主症状とするもの、意識があるのに手がけいれんするものなどいろいろな症状があります。それらの症状を発作型分類(国際分類)にあてはめ、治療に役立てています。てんかんの罹患率についてはほぼ1%といわれていますが、75歳以降3%に増加し、脳血管疾患の増加によるものと考えられています
 乳幼児期および小児期においては、乳児期に発症するウエスト症候群(点頭てんかん)はスパスムを、小児欠神てんかんはボーとする欠神発作を、中心・側頭部に棘波をもつ良性小児てんかんは睡眠中の口周囲を主とする発作をきたします。このように、大人にはみられない小児期に特有なてんかんがあります。
また成人においては側頭葉てんかんが多くみられます。側頭葉てんかんでは意識消失、自動症がみられ、さらに進展すると全身痙攣にいたることがあります。その原因としては脳の海馬もしくはその近傍において硬化症、変性がみられることがあります。
診断にあたってはけいれん発作などの症状について詳細に問診し、脳波検査および脳CT、MRI検査などを行います。それらの情報を総合的に判断し、てんかん発作型分類、類型診断を行います。治療についてはそのメリット、デメリットを考慮しますが、通常は薬物療法が中心となり、ほぼ7割の症例において発作のコントロールが可能と言われています。しかしながら一部難治な症例があり、画像検査などにより外科的治療が可能か検討を進める場合があります。このような場合専門の医療機関にゆだねることも必要となってきます。
最後にけいれんの発作が起きたときの対処法をお話します。過去には口の中にスプーンなどを入れて、舌をかまないようにすることが行われましたが、現在では有害無益を考えられています。むしろ歯が折れたり、親の指を噛んだりして損傷することが少なくありません。実際に舌を大きく噛んだりすることはほとんどありませんので、首を横向きにして呼吸を楽にし、吐物などがつまらないように心がけてください。多くの場合は数分のうちに発作はとまることが多いようです。それまでは発作を起こした人のそばを離れないようにしてください。
 けいれん性疾患(てんかん)についてはインターネットで多くの情報の検索が可能です。日本てんかん学会ではてんかん専門医の受診を勧めております。てんかん専門医については日本てんかん学会のホームページを参考にしてください(このホームページのリンクを参考にしてください。院長は静岡てんかん神経医療センターおよび長良医療センターにて15年以上にわたり数多くのてんかんおよびけいれん疾患を診察しております。けいれん性疾患については当院もしくは専門クリニックの受診をおすすめします。

熱性けいれん

 乳幼児期から幼児期(生後6か月から5歳くらいまで)に発熱時にけいれんをおこすことがたびたびあります。この発熱に伴うけいれんを熱性けいれんといいます。日常よく経験し、日本人では全体の約7%位の発生頻度と言われ他の人種に比べて多いようです。発熱の原因疾患としては突発性発疹症、インフルエンザ、咽頭炎、扁桃炎などさまざまですが、インフルエンザや突発性発疹症で起こすことが多く要注意です。症状として38℃以上の発熱に際して、通常は3分以内の左右差がない全身性のけいれんを認めます。実際には眼球が上を向き筋肉が突っ張ってがたがたと震えその後2,3分で力が抜けてそのまま睡眠に至ることが多いようです。まれに長時間持続したり、何回も連続したりすることもあります。熱性けいれんでは約3分の1の症例が2回以上熱性けいれんをくり返しますが、多くは5、6歳くらいまでには自然にけいれんが起こらなくなります。ただしごく一部にてんかんに移行する症例が認められています。繰り返す熱性けいれんに対して他の疾患の鑑別(区別)する目的で脳波検査、脳のCT、MRI検査をおこなうことがあります。
 治療としては熱性けいれんを繰り返す場合や、複雑型熱性けいれんの症例に対して発熱の初期にジアゼパムの坐薬(商品名ダイアップ)を投与して、熱性けいれんを予防する方法がおこなわれ、有効な治療となっています。しかし熱の上昇前に熱性けいれんをおこす場合は予防が困難です。ただし年齢が長じるにつれ発熱の回数が減ってきて、小学校入学前には自然に治癒することがほとんどです。


軽症胃腸炎に伴うけいれん

 ウイルスが原因と思われる胃腸炎、下痢症の際に発熱がなくてもけいれんがおきることがあります。けいれんは2,3分の全身性けいれんであることがほとんどですが、繰り返してけいれんをおこす(群発)ことがあり注意が必要です。どの下痢症でもおこしますが、冬季に多いロタウイルス腸炎に伴い、下痢が始まって1,2日目あたりにおこすことが多いようです。このタイプのけいれんには、けいれんの治療によく使われるジアゼパムの坐薬(商品名ダイアップ坐薬)は効きにくく、短期間カルバマゼピン(抗けいれん剤)を飲ませたり、リドカインという薬を点滴したりしますが、けいれんがなくなれば中止します。一時的なけいれんのため、成長発達などに影響することないといわれています。
方針イメージ

午前9:00〜12:00 診察・予防接種
午後2:30〜3:30 予約診察のみ
  (予防接種・健診)
午後3:30〜6:30  診察・予防接種
土曜日
9:00〜13:00 診察・予防接種

※休診
木曜午後、土曜午後、日曜、祝日

診察は時間予約もしくは順番予約ができます。予防接種も予約できます。

予約QRコード


すこやかこどもクリニック

Sukoyaka Pediatric Clinicすこやかこどもクリニック

〒 500-8323
岐阜市鹿島町5−16
TEL  058-253-0108
FAX  058-253-0128



LINE@ もご利用下さい
Line@QRコード
友だち追加数

岐阜市 小児科
すこやかこどもクリニックのブログ

ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日